オタク忘備録

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お嘆き広場

私はここ数ヶ月でかなり太った。 とても悲しい。
何故なのか。

去年から今年にかけての10ヶ月ほどの期間、結構本気でダイエットをしていた。
あまり思い出したくないが、寝る前1日1時間半〜2時間の筋トレ、朝と夜は白湯、日々の食事制限。
食事制限はまず清涼飲料水は飲まない、水とお茶以外が飲みたかったら牛乳か豆乳か黒酢か100パーセントのフルーツジュースのみ。(途中から牛乳も禁止に)昼に炭水化物は基本的に食べない。ラーメンとかの麺類は2週間に1度ほどにする。お菓子は食べるとしたらロカボのものか90パーセント前後の高カカオチョコレート。夜ご飯は蒸し野菜を毎日食べるようにする、など。
だいたい全部、生理前の1、2日は例外として続けられた。
基本的に誰にも言わずに良く続けられたと思う。偉い。吐いたことは無かったし絶食もしなかったので世の中のダイエットを頑張っている方々からすると足元にも及ばない行動かもしれないが、人に誘われたお食事を断ることが苦手でも断ったし、自分なりに頑張ったと思う。
思い出したくないと思ってしまう理由は辛かったからではなく結局目標には遠かったからだ。
ダイエットしよう&筋トレしようと思った最初の同期は、9月に開催される予定だったシンフォギアライブに向けて体力をつけて最後まで楽しめるようになろう!というかなり変わった目標だった。そこから、色々と〇〇kgになりたい!とか中間目標的なのはあったけど。

結果が出るというのはどういうゴールを指すんだろう。
私は痩せたし、前より階段の息切れも全然無くなったし、隣に誰か歩いてもらう時に「もっとゆっくりにして🥺」とお願いすることも無くなった。筋力をつけて体重を減らすというのならしっかりと「結果」は出ていたはず。
でもそれは目標地点の3分の2か半分くらいの所でしか無かった。

そもそも、まず私は顔から痩せる。無理にダイエットをしたらまず頬が痩け次に胸が減り最悪の喪女が完成してしまう。(経験済み)
そんな訳で筋トレもしっかり食事もしっかりとやっていた。

ゴールの話。私は背が低いので、誰がどう見ても細くてスタイルが良いと言われるには自分の小学生の頃の体重と同じくらい、中学生の頃の体重は下回る必要があった。私の好きなグループに所属している同じくらいの身長アイドルだと35kgくらい。そこまで行かないと他人から見た自分を変えることは出来ない(と思っていた。本当のところは分からない。)チビには世間の風が辛辣である。低身長アピールをする女もこの世には沢山いるが私は低身長で良かった♡と思ったことなどほぼ無い。自転車漕いでて頭の上の木とか草に当たらないとか。そんなもん。

心が折れたのは期間と行動に対しての結果の無さに加わって、前期ずっと実家にいて食生活の制限を勝手にしにくくなったこともある。一応その分筋トレの量を増やしてたけど…。

SNSを見ると半年で10kgの減量に成功とかたくさん出てくるしそういう人の努力は本当にすごいと思う。元から痩せにくい体質なことは察していたが、人一倍、二倍、三倍毎日気をつけて過ごせば私もゴールインできると思っていた。
結局、最後の感想は「好きなものを我慢して我慢して時間をかけて、これかぁ〜」だった。努力が足りなかったのだろうか。

多分、少し足りなかったんだと思う。自分なりの頑張りの量はまだまだ結果を残せる人の頑張りに追いついてなかったのだろう。あともう一歩頑張ればよかったのかもしれない。
そんなことは分かってるけど問題は「頑張り足りないとしてもこの減量は少なすぎるだろ」ということ。
今ならなんとなく分かるけど、私は元々筋肉が全然なかったので筋トレした分プラスされて、食事の分マイナスされて、差し引き若干マイナス位になったのかな?みたいな。それにしてももーちょっと引き締まってくれとも思うが。
今はなんだか「強く自立した女」が憧れの的みたい世間の風潮もあって、努力次第でなんとかなる!努力!努力!努力!努力!みたいなこと言う人多いけどもうちょい考えて欲しい。筋肉量、骨格、骨の太さ、全部合わさってる人は結果に繋がりやすいけどそうじゃない人間もしっかりと存在する。
頑張っても人によってはダメで〜すなんて筋トレして動画撮って収益貰ってる人間は口が裂けても言えないのでしょうけど。

今は好きなものを好きな時に食べている。とても幸せである。「満腹」を感じることに贅沢すら感じる。最高だ。
でも時々体重計に乗って現実を見て醜い自分が本当に嫌いでナイフとか包丁でぷにぷにの所を切って削ぎ落としたくなる。やらないけどね…。

自分が気にしてる限りまたいつかダイエットを始めるんだと思う。人には得手不得手があることを学んでもなお、ただ食べて何もしないというのがとっても気持ち悪い。美味しいのは最高だけど、美味しかった〜の後に必ず一瞬後悔が来る。楽になりたい気持ちと怠惰を責める自分がいる。


とりあえず今はモチベが無いけど、またいつか日々の継続すら嫌と思わないくらいの心躍る出来事があるといいな。